murmur

2007年11月15日 星組
いつもそうではあるんですが、なんかもう、今回の退団者については、なんか軽々しく語る言葉を持たないというか。

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誰かの退団発表があって、その時に
「贔屓の主演舞台で活躍していたあの子が辞めてしまう!」
と惜しむのは、ちょっとどうかなあ、と思っています。

だってそんなのって、その生徒を、贔屓を通して観てるってことでしょ?
そんなのその生徒に対して、ちょっと失礼じゃないですか?

でもその気持ちはわかるんです。
だって、贔屓の主演舞台はすごく特別なものだから。

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しい担…というよりも祝祭担としてなんですけど、あのカンパニーがひとりずつ減っていくのがさみしいです。
ひかシンシアも、みなみエルシイも、ぎんがみクリスももういなくなっちゃうんだ。
ふあひよ、やひさん&涼麻くんが辞めたときもそうだったんですけど、祝祭が遠ざかっていく、そう考えるとすごくすごくさみしいです。

そんなのこっちの身勝手な感情移入なのはわかっているけど、でもね、全身全力で観てたから。
最下の2人にいたるまで、繰り返し繰り返しじーっくり観て、良いところたくさんみつけて、みんな大好きになった公演だから。
宝物だから。
あの舞台のみんな、すべてが宝物だから。

だもんで、私は今さみしいです。

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誰かの退団発表があって、その時に
「贔屓の主演舞台で活躍していたあの子が辞めてしまう!」
と惜しむのは、やっぱり少し愚かな事だなあと思います。

そして私ももれなく愚かです。

そして私は今、そんな愚かさも愛おしいと思うようになりました。自分のことはさておき、まわりのね。

うまくまとまらないけど、そんな感じで。

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そうそう、先日、ふありが出ていた「トワイライト王女」を観てきました。
ふありが、宝塚出身の彼女ならではの存在感を持って、愛らしいドレス姿でタイトルロールの王女を演じていて、私は劇終でだだ泣きしてしまいました。

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彼女らがもう星組生でなくなると思うとさみしいですが、でもそれと同時に、新しい世界に飛び込むにはいいタイミングなんだろうなあと思う気持ちがあります。

彼女たちの未来に幸あれ。

2月11日まで、しかと心に焼き付けます。
(特に極楽鳥ゆかりの美脚を)(コラ)

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